わんころけっとのアメリカに暮らしてみたものの

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ゴルフ場のキャディーのお仕事って?女性の職場でお給料も良いらしいけど・・・。

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ゴルフ場運営会社として業界第7位(一季出版、2018年度調べ)の規模を誇ると言われる太平洋クラブ。現在、日本全国で18コースを運営中ですが、その人事部が運営していると思われるYoutubeチャンネル太平洋クラブサービス新卒採用」チャンネルというのを発見しました。そこでゴルフ場キャディーというお仕事の様々な面が紹介さていて面白かったので、当ブログでも紹介させて頂きます!

太平洋クラブの沿革

ところで、この太平洋クラブですが、もともとは、あの”平和相互銀行の創業者によって1971年に設立されたんですね。(平和相互銀行と言ってもピンと来ず、なぜ”あの”なのかに興味がある方はこちらをご参照ください。*1

太平洋クラブというのは、プロ野球西鉄ライオンズの実質オーナーとなり、太平洋クラブライオンズと改名したことで有名ですよね。昭和世代の人なら”太平洋クラブ・ライオンズ”も”平和相互銀行”もご存知ですよね。太平洋クラブ・ライオンズは、その後、クラウンガスライターに売却されクラウンライター・ライオンズとなり、さらに西武ライオンズへと移行していきます。

太平洋クラブは、平和相互銀行事件の発覚後、本体の相互銀行ともども住友銀行の管理化となり、持株会社太平洋クラブ・ホールディングスの傘下企業となります。その後、金融債務負担の増加と、法人客の減少、客単価の下落などのゴルフ場ビジネスの環境悪化にともなう経営不振から民事再生法を申請します。当初、同じくゴルフ場経営大手のアコーディア・ゴルフの支援で再建する方針だったみたいですが債権者の反対多数で頓挫し、2013年、最終的にパチンコ最大手のマルハンが経営権を取得、現在に至っているようです。現在の太平洋クラブの会社概要は以下のサイト*2からご覧頂けます。

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キャディーさんの1日

さて、キャディーさんの1日ですが、何時からのプレーに同行するかで出社時間に変動はあるようですが、だいたい午前6時半ぐらいから始まるそうです。一日の流れを順を追って紹介すると:

  1. 到着後、キャディー制服に着替え
  2. ゴルフカートの移動
  3. プレーに必要な備品の準備とカートへの積み込み
  4. スタートから終了までの、ホールごとのラウンドの目安時間を確認
  5. お客さんのキャディーバッグの積み込みとお客さんのゴルフクラブの確認
  6. コースを周る(前半、2時間〜2時間30分程度)
  7. お昼休憩(約1時間)
  8. コースを周る(後半、2時間〜2時間30分程度)
  9. お客さんのゴルフクラブの確認、終了確認
  10. カートの洗車、清掃片付け
ラウンドの進行の目安時間の確認

ゴルフに詳しくない方のために説明しますと、4の「ラウンドの目安時間」ですが、ゴルフ場でのプレーでは、時間ごとに4人1組で各組が出発していきます。ですので、前の組のプレーが遅れると、次の組は前の組が移動するまで待たされることになります。9ホールは2時間から2時間半で回るのが一般的とされていますので、キャディーさんはスタート時間から、各ホールごとの進行時間を算出し、遅れている場合は進行を早めたりしながら、プレーの速度を調整するという大事な仕事があります。

クラブの確認

ゴルフは4人1組でプレーするのが通常で、一人当たり10本〜14本のクラブを持ってきますので、全部で50本程度のクラブが持ち込まれます。キャディーさんは、それぞれの参加者のクラブの種類や本数を確認し、渡し間違いや紛失がないように注意しなくてはなりません。

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工事現場の職人のような生活時間

1日の拘束時間ですが、1時間のお昼休憩込みで8時間半だそうですので、実働は7時間半程度だそうです。面白いのが残業がないんだそうです。早朝出勤ということもありますが、毎日、ほぼ午後3時頃までにはゴルフ場を出ることができるそうです。なんだか工事現場の職人さんのような生活ですよね。

比較的給与が高く、福利厚生が充実している

残業が全くないというのは良いのですが、気になるのは残業代無しでの収入です。高卒4年目で年収330万円程度だそうです。キャディーさんは高卒女子が多いみたいなのですが、同じく高卒の同級生たちと比べてると、比較的高給なほうに入るそうです。ちなみに厚生労働省の2017年賃金構造基本統計調査によると、高卒女性で20歳〜24歳の人の平均年収は274万9000円、男性で335万5000円だそうです。

太平洋クラブでは、福利厚生が充実しているそうで、独身キャディーさんたちは会社の寮に住んでいるそうですが、水道・光熱費込、そして家具・家電(!)付きのワンルームで家賃が月1万円だそうです。昼食は社員食堂が1職250円で利用できておかわり自由なんだそうな。あと、実家からの引っ越し費用は会社持ちで、引っ越し会社の手配も会社がやってくれるそう。たしかに従業員に優しい企業と言えますね。お休みは月8日ということですので、そんなに多くはないですね。

 

 キャディーの世界は女の世界

ゴルフ場に所属するキャディーさんはほとんど女性のようですが、キャディーさんは、コースに出れば、1人でお客さんに対応するお仕事なので、特に同僚との間で問題などはないようです。むしろ、様々な年齢のキャディーさんが所属していて、先輩たちは優しくしてくれるとのこと。あと、自然の中でのお仕事なので、あまりストレスはたまらないようです。

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キャディー仕事の辛いこと、楽しいことは

ただ、自然が相手だけに、日焼けや花粉症は辛いそうで、また雨でも風でもゴルフはプレーします。一方で、お客さんも多様で、自分たちよりも年代が上の人たちと会話ができたり、社会的地位が非常に高い人に会えたり、時には芸能人にも会えるそうです。あと、太平洋クラブでは産休や育児休暇が取りやすいそうです。

しかし、動画を見ていて思ったのですが、キャディーさんという仕事はやはり大変ですね。

  • 4名いるプレーヤーのクラブを覚えて適切に渡す
  • クラブやカバーの紛失に注意する
  • コースを熟知し、必要に応じてアドバイスをする
  • プレーヤーの打ったボールを目で追い、位置を把握する
  • プレーの進行時間を把握し、遅れのでないように進行する
  • 必要に応じて、クラブやボールを清掃する
  • コースにダメージがあった場合に補修する

 

 

などなど。これを4名のプレーヤーがほぼ同時にプレーする中で行わないと行けないのですから大変です。特にクラブの受け渡しや紛失は気を使いそうです。私も時々するのですが、グリーン周りでウェッジとかを忘れてきてしまうんですよね。たまに、前の組の人の忘れ物があったり、「ここにウェッジ忘れてなかった?」と探しに来る人もいます。キャディーさんは、1ラウンドすると、1万2000歩から1万5000歩ほど歩く(走る)そうです。プレーヤーが下手なほど走る歩数は多くなります。すみません!!

いやはや、動画を見ていると、本当にキャディーという仕事は大変だなあ、と思います。一方で、ゴルフ初心者で下手っぴな私は、キャディーさん付きのラウンドなんて怖くてできません。だって「なんじゃ、この下手くそは?」とか思われないか心配ですし、「最初のバンカーまで200ヤードですので、右サイドにはご注意ください。」とか言われても、チョロしか打てず、アドバイスが全く無駄になってしまい申し訳ないですからねえ。でも、いつか「キャディーさん、ここからだと何ヤード?」「じゃあ、8番お願いします」とか言える様になりたいです。いつかキャディーさん付きでラウンドしてみたいです!!

さて、ちなみに私は日本でのゴルフ経験はゼロ!です。またキャディーさんについてもらってのラウンド経験もゼロ!です。掲載情報は基本的に動画から得たものですが、追記した情報に誤りがあるかもしれません。ゴルフ通の方で間違いを発見された方はご指摘頂けますと嬉しいです。

以下、今回見た動画です!

『女子高生の人生が変わる?!高卒キャディの1日に密着!キャディはどんな仕事?』編

www.youtube.com

『【キャディ】人事が教えたくないココだけの話』編

www.youtube.com

『キャディのやりがいを数えてみた!お客様から感謝される接客の仕事はこれ!』編

www.youtube.com

『キャディ女子寮、ついて行ってイイですか?』編

www.youtube.com